
福祉用具専門相談員に興味があるけど、楽しかった仕事の経験を知りたいな。
こんなお悩みを解決します。
私は福祉用具専門相談員として3年間働いた経験があります。
どんな仕事をしていても、楽しいと思うときやツライと思う瞬間が必ずありますよね。
今回は私が福祉用具専門相談員として働いてきた中で、楽しかった3つの瞬間にフォーカスして紹介していきます。
自分の提案で利用者さんの住環境が改善されたとき
利用者さんが自分の提案を喜んでくれたとき、やはりその瞬間がなによりも一番うれしかったです。
福祉用具専門相談員として利用者さんの自宅に伺って、利用者さんの抱えている病気や身体的な負担を軽減するために、福祉用具や住宅改修を駆使して住環境を改善する。
文章にすれば簡単なのですが、やってみると結構難しいんです。
利用者さんはそれぞれお持ちの持病も違いますし、住んでいる家の問題なども違います。
いろいろな課題や制約があるなかで、自分なりに問題を解決する提案を考えて実行していくなかで、最終的に苦労して理想とする住環境ができあがったときはすごくやりがいがあります。
利用者さんから「○○さんのおかげで、生活するのが楽になったよ。」
この言葉を聞けただけで、苦労したけど本当に頑張ってきてよかったと思えました。

仕事の楽しさはやはり感謝されて喜ばれるところにありますね。
新規のケアマネジャーにご依頼いただいたとき
福祉用具専門相談員って営業職なので、居宅介護支援事業所や地域包括支援センターにいるケアマネジャーに頑張って営業活動するのですが、やはりなかなか新規の利用者さんは紹介いただけないんですよね。
特に新規のケアマネジャーからご依頼をいただくのはかなり苦労します。
私も福祉用具専門相談員の仕事をしていたときは、地道に営業活動を頑張っていました。
・福祉用具専門相談員の新規営業が取れない原因は?必ず成果が出る新規営業のたった1つのコツ。
すでに違う業者が入り込んでいるのもあると思うのですが、何ヶ月も頑張って営業訪問しても、まったく新規のご依頼が頂けなくて心が折れることもしばしばありました。
そんな状況が何ヶ月も続いて、やっと新規のケアマネジャーから利用者さんの紹介をいただけた瞬間、そのときは営業の醍醐味を感じました。
新規のケアマネジャーでも、一度ご依頼をいただければ、あとは誠実に対応していけば継続して依頼いただけるようになったことも多かったです。
新しい福祉用具に触れた時
新商品の福祉用具に触れたときはテンションが上がってました。
卸会社さんや福祉用具メーカーさんが新商品紹介に来たとき、福祉用具展示会などで新しい福祉用具を見つけたときはすごく楽しかった覚えがあります。
福祉用具専門相談員って大半の方がやはり福祉用具好きだと思います。
新しい福祉用具を見つけて、その福祉用具に適した利用者さんがいたら積極的に提案しようと考えているときも楽しかったです。
最後に
今回は私が福祉用具専門相談員の仕事をしていて、楽しかった3つの瞬間をご紹介しました。
仕事を楽しいと思えるポイントは人ぞれぞれだと思うのですが、私にとっては福祉用具や住宅改修を提案して、利用者さんに喜んでいただけたときが何よりも楽しかったです。
福祉用具専門相談員に興味のある方は、ぜひ一度チャレンジして自分なりの楽しさを発見してみてくださいね。
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福祉用具専門相談員の1日の仕事の流れを説明しています。