
福祉用具専門相談員をやってるけど、営業で新規がなかなか取れない。新規が取れるようになるコツはあるのかな?
こんなお悩みを解決します。
私は3年間福祉用具貸与事業所で福祉用具専門相談員として働いた経験があります。
実は、私自身も入社してはじめの頃はみなさんと同じように新規がなかなか取れなくて悩んでいました。
でも、自分の営業方法を見つめ直し、開きなおってあることを意識して行動したら、少しずつ新規が取れるようになり、次第に会社でも毎月上位クラスの成績を残せるようになっていました。
今回は私と同じように福祉用具専門相談員の営業をしているけど、なかなか新規が取れなくて悩んでいる方へアドバイスします。
新規が取れて成果が出る、たった1つのコツ
初めに結論を言います。
福祉用具専門相談員の新規営業で大切なことは、とにかくケアマネジャーに会うことを心がけることです。

いやいや、每日ちゃんと営業に行ってケアマネとも会ってるから。
そんな風に思われる人もいるかもしれません。
でも、一度や二度の居宅介護支援事業所や地域包括支援センターの訪問で済ませていませんか?
一度や二度、新規の事業所に訪問して手応えを感じなかったからって、すぐに諦めてないでしょうか。
福祉用具専門相談員の営業で新規が取れない人は圧倒的に訪問が足りてない
私が所属していた事業所でもいつまでたってもまったく新規が取れない営業マンもいました。
そんな人達に共通しているのは、なにかと理由をつけて居宅介護支援事業所や地域包括支援センターに営業に行かないことです。
「今は繁忙期だからケアマネジャーたちは忙しい。」
「何回もしつこく営業訪問したら嫌われる。」
「新規で営業に行くのが恐い。」
「あそこのケアマネジャーは恐いって有名。」
理由はそれぞれですが、売れない営業マンはまったく営業訪問に行ってませんでした。
こんなことでは残念ですが、ケアマネジャーから新規はもらえませんよね。
営業先リストを作って、週に1度は必ず各営業先に顔を出す
私が実際にやってきた手法はこうです。
まず、自分の担当エリアにある居宅介護支援事業所や地域包括支援センターを20から30ピックアップし、新たに新規開拓したい営業先をまとめます。
それから自分でピックアップした各事業所を週に1度は必ず訪問するようにしました。
私がやってきたのはシンプルに言うとこれだけです。
でも、効果は絶大でした。
単純接触効果が発揮された
ここからは少し心理学の話になるのですが、心理学の世界では「単純接触効果」という言葉があります。
単純接触効果とは、接触する機会が増えると、その相手に親しみが増す効果のことです。
単純接触効果は相手に会った時間よりも、接触回数による効果が高まると言われています。
ですので、私が居宅介護支援事業所や地域包括支援センターに営業にいっても滞在時間が1分間くらいだったこともざらにありました。

ただ新商品のチラシを渡すだけの訪問もよくありました。
でも、ケアマネジャーと単純な接触回数を増やすことで私に親しみをもっていただき、少しずつ新規が取れるようになったのは紛れもない事実です。
最後に
今回は福祉用具専門相談員が新規が取れない理由や原因、私が新規を取るためにやってきた営業手法を解説しました。
今日はこんなお話をしましたけど、福祉用具専門相談員の仕事にも向き不向きがあると思うので、新人がなかなか営業先にいけなかったり、経験者でも新規営業を躊躇するようになる気持ちもわかります。
・【本音で語ります】福祉用具専門相談員に向いているのはどんな人?向いている人3選を紹介します。
やっぱり福祉用具専門相談員って大変なことが多いんですよね。

私のいた職場でも、少なくない人数が福祉用具専門相談員を辞めていきました。
・福祉用具専門相談員は底辺?なぜ底辺やきついと思われるのか自分なりの考察を話します。
・【実例紹介】福祉用具専門相談員を辞めた人はどこにいった?身近な事例を紹介します。
今回の記事が福祉用具専門相談員の新規営業で悩んでいる方の助けになれば幸いです。